2025 . 12 . 03
プラスチック産業クラスター成果展示会、盛況のうちに閉幕
日本では実現できなかったことを、台湾が実現!
急速に変化する世界の製造業の中で、台湾は再び技術の最前線に立ち、金属3Dプリント技術によって工業の基盤を支える金型産業に革新的なブレークスルーをもたらしました。
金型は「工業の母」とも称され、その生産効率とコスト構造は最終製品の市場競争力を大きく左右します。金属3Dプリント技術の登場は、金型の設計自由度、生産効率、そして応用の限界を再定義し、産業に新たな可能性を切り拓いています。

今回の「プラスチック産業クラスター成果展示会」において、当社は金属3Dプリント装置の独自性と先進的なプリント技術について紹介するとともに、金型業界が抱える課題に対して金属粉末の革新的な活用方法を提案しました。また、長年にわたる研究開発の蓄積により、業界をリードするSUS420の最高水準の品質を実現し、金型の強度と精度を業界最高レベルで確保しています。

真の効率向上を実現する鍵は、金属3Dプリントだからこそ可能となる「コンフォーマル冷却水路(異形冷却水路)」の設計にあります。
従来の加工方法では直線的なドリル加工による冷却構造に制約がありましたが、当社では金型形状に合わせて複雑かつ自由度の高い冷却水路を精密に設計・造形することが可能です。これにより、プラスチック射出成形工程で発生する熱を迅速かつ均一に除去することができます。
実際の検証では、成形サイクルを最大32%短縮することに成功しました。これにより製造コストを大幅に削減できるだけでなく、生産ラインの効率向上と市場への迅速な対応力の強化にも大きく貢献します。
当社の技術応用範囲は非常に幅広く、特定の産業に限定されるものではありません。
コンフォーマル冷却水路設計、金型開発、プラスチック射出成形から、高精度な微細薄肉部品や光学金型コアの製造まで対応可能です。さらに、防衛・航空宇宙といった高度な技術が求められる分野、さらには将来有望なヒューマノイドロボット分野に至るまで、実用性の高い具体的なソリューションを提供しています。

本発表会を通じて、新技術が産業にもたらす大きな可能性を、より多くの業界関係者の皆様にご紹介することができました。
今後はさらに多くの優れた製造パートナーと連携し、金属3Dプリント技術の強みを活かしながら、台湾の製造業のさらなる効率化と高精度化を推進していきたいと考えています。
そして、世界市場の挑戦にともに立ち向かい、新たな価値創造を実現してまいります。